さこがわマロンガーデンにご来園ありがとうございます。
私は栗があまり好きではありません。というのも小さい頃、秋になると毎日、栗の料理ばかりで食べ飽きたのだと思います。
栗山は家の裏手にあり祖父や父がよく手入れしに行っていました。祖父が私を連れ栗山に作業に行って一緒におむすびを食べた記憶がかすかにあります。ただ、私は栗嫌いもあり若い頃はほとんど栗山に足が向きませんでした。2020年に世界中がコロナになり田舎にもどり何十年ぶりかに栗山に行ってみると見るも無残な有様でした。（ほぼ密林状態でした）
生前父が私に田舎に戻ることがあれば栗山の手入れをしてくれないかと言っていたことを思い出し、人生で初めて草刈り機とチェーンソーを購入し山の手入れをし始めたのでした。その間、山から滑落し大けがしたりといろいろありましたが、何とか2022年10本、2023年10本「がんね栗」の苗を植えることが出来たのでした。60年前に祖父が接ぎ木した栗の木を入れると25本になりました。
桃栗3年といいますので再来年あたりには新しく植えた苗木に実をつけてくれるのではないかと今からワクワクしています。
栗嫌いが育てる「秘境のがんね栗」を皆さんにお披露目する日も近いのかもしれませんね。
是非、おいでませ「さこがわマロンガーデン」へ
2024年7月7日七夕
オーナー兼園長 迫川敏明
